スロッターが永遠に頭を悩ませるテーマ
「波理論」
出るのか?ハマるのか?を予想する一つのオカルト理論です。
実際は1ゲーム回すごとに1ゲーム前と同じ確率でランダム抽選されているため、未来の事象とは無関係。

スランプグラフ見たって意味なし
という人がいる一方、

スランプグラフしか見ない
なんて人もいるくらいで、ただのオカルトと言ってしまうには少々疑問が残りますね。
そこでHANAジャグットが考えるスランプグラフの狙い目や特徴を解説、
結論を先に言ってしまえば右肩上がりグラフをできるだけ狙うようにしましょう。
スランプグラフは『
データロボサイトセブン
』でチェックする方がホールにあるデータ表示機より遥かに詳しく見やすく、詳しく見れるのでおすすめです。
- ギャンブル依存症を脱去したい
こんな人にもおすすめの記事となってるので、ぜひ参考にしてみてください。
それくらい波理論の追求は危ない考え方ということです。
記事内容
- スランプグラフとは
- 右肩上がりの台を狙うべき理由
- 波理論を勘違いするとギャンブル依存症になりかねない理由
スランプグラフからはヤメ時も出るタイミングも判断できない
- ジャグ連したところでヤメたい
- ハマってるからもうすぐ出るハズだ
残念ながらこれらを判断するなんてどちらも幻想に過ぎません。
これはレバーを叩くたび同じ確率でランダム抽選されているためで、スランプグラフは過去の事象を結果として見やすくしているに過ぎないからです。

街中のクジであればハズレを引くたびハズレくじが減少するため、当たりが出る確率は物理的に上昇します。「もうすぐ当たりが出るハズだ」という予想もなりたつかもしれません。
しかしジャグラーはハズレくじが減らないため、永遠にハズレ続ける可能性もあるのです。
同じように当たりの数が減らないため、一撃5000枚出てそこからまた5000枚出る可能性もあります。
スランプグラフからヤメ時、出そうな台を見極めるのは不可能です。
打つための根拠を持たせる演出である

スランプグラフに意味がないとしたら、いったいなんのためにあるのでしょうか。
それは客に打つための根拠を持たせるためにあります。
つまりパチンコ・パチスロ業界、パチンコ店の演出です。
向こうサイドからすればペカったり、フリーズしたり、マイクパフォーマンスに新台札と同じ位置付けという事になります。
株・FXのチャートとは別物である

パチンコ・スロットのスランプグフに似たもので株やFXのチャートがあります。
見た目こそ似ていますが中身はまったくの別物、チャートには人の感情が入っているため、チャートを作り出す性質・環境が異なるためです。
チャートの性質とは
主に相場が作り出す(参加している人)心理状態のこと。例えば下落相場ではみんなが下落しそうだな.....と考えはじめますが、上昇中はみんながまだまだ上がりそうだ!と考えはじめたりします。
パチンコ・スロットのスランプグラフはレバーを叩く人の感情が入り込む余地がありません。
- どんなに優しく叩いても
- どんなに激しく叩いても
- 下から上に叩いても
すべてあなたの感情は弾き返されます。
右肩上がりグラフを狙うべき理由と注意点
スランプグラフはホール側の演出、ヤメ時や出るタイミングをはかる判断材料として根拠ゼロですが、一定の割合で使える代物でもあります。
- 高設定ほど右肩上がりのグラフを作り出しやすい
- 一度「発散」すると戻ってこない現象
- どちらにしても判断材料の50%に止めるべき
スランプグラフをどうのように利用すればいいのか?それぞれ解説します。
右肩上がりは高設定の期待大

スロットには設定があるため、高設定ほど右肩上がりのグラフを作りやすく低設定ほど右下がりになりやすい特徴があります。
特に、写真のような「打ち手の心が折れた台を好んで私はハイエナ」しています。狙い目ですね。
Aタイプの高設定は「出玉=ボーナス回数」となり他機種より安定して右肩上がりのグラフになりやすい特徴もあります。
逆に低設定域は台の調子で乱高下する確率が上がります。
これはボーナス確率が低いためで、荒い波を作りやすい傾向を意味しています。
右肩上がりだから高設定と断定はできませんが、下に下がり続けているグラフより期待できると思っていいでしょう。
一度「発散」すると戻ってこない
台が壊れると永遠に出続ける現象を目にしたことがあると思います。
はたまた自分自身でやっちゃった人も多いことでしょう。
私も初代番長1G連7回など「ゴトでもやってんじゃねーか」という目で何度もジロジロ見られた経験があります。
参考にしたい
この現象を数学では「発散」といい、本来であれば「大数の法則」にもとづき収束するハズの確率が永遠に収束しない現象のことをいいます。
この2つは異なる法則ですがどちらも数学的に存在する法則です。
発散の例
アイムジャグラーEXにて発散が起こると1万回転させても1/100あたりをウロウロしたり、ときには1/70を終日続ける台もある。
これがあるため、
- スランプグラフなんて関係ない!
- スランプグラフだけで勝てる!
この2つはどちらも正解でありどちらも不正解。という解答が実は正解。

わ、わけわからない、、、
一言で言えば
どちらを重要視するかは打ち手次第
ということ

収束はしない
「試行回数を増やせば必ず収束するだろう」という考えでジャグラーを打つ事は大間違いです。
なので、逆転V字復活劇を狙う事は、当サイトとしてはおすすめできません。
以下に「収束(大数の法則)」と「発散」の数式をまとめました。
収束の数式 an=1/n
n(試行回数)が大きくなるにつれn→∞ lim an=0 になり限りなくゼロに近づきます。
つまり理論値であるボーナス合成確率に限りなく近づきます。
発散の数式(負) an=−n
n(試行回数)が大きくなるにつれn→∞ lim an=−∞ になりいくらでも小さくなります。
つまり合成確率に近づかないで、いくらでも理論値から離れていきます。
ここではマイナスを紹介しましたが、プラス側もあるので注意しましょう。
目の前の台がどちらの状態なのか?を見極めるのは不可能、
右肩上がりの台は出続けてしまうという、スロッター用語で【ブッ壊れてる台 】を打てる可能性があるため狙い目になります。
これが右肩上がりの台を積極的に狙いたい理由です。

同じ原理でBBに偏ってる台も実は狙い目!
モノサシの長さを間違えない
- ホールのクセを見抜いて台を選ぶ
- グラフ、合成確率を見て台を選ぶ
- 直感で台を決める
他にもあるかもしれませんがこの3つが私たちができる台選びのアプローチ方法。
スランプグラフの重要度は2番目となり、判断材料の30%程度にしておくのが無難です。
- クセ ➡︎ 50% 〜 80%
- グラフ ➡︎10% 〜 30%
- 直感 ➡︎10% 〜30%
波理論を勘違いするとギャンブル依存症になりかねない理由

右肩上がりの台なら狙ってみても面白い!と述べてきましたが、スランプグラフが作り出す波を根拠にスロットを打つと、ギャンブル依存症になりかねないので注意してください。
理由を解説します。
第1章では
- ハマってるからそろそろ出るだろう
- ジャグ連したからヤメ時だ
- いい感じにボーナスを引けてるからこの先も安定してボーナスを引けるだろう
これらを予想するのは不可能!と述べました。
どのくらい不可能なのか?を分かりやすく説明すると
無限大に広がっていると考えられている宇宙の終わり、もしくは境目、もしくは始まりを見つけくらい不可能。
つまりスランプグラフを「攻略できるかもしれない、攻略できた、攻略してやる」
この考えは
無限大に広がっていると考えられている宇宙を攻略してやろう!という考え方と同じ。
できそうですか?
波理論の攻略が絶対無理とは言いません。
その代わり宇宙攻略並みのスケール感である覚悟しましょう。
依存してしまう原因
- スランプグラフを攻略した気になる or しようとする
- グラフを見て選んだつもりで打つ
- たまにヒットする
- 本物だと信じ込む
- 依存度が増していく
以後2〜5番を繰り返し。
人間は、自分に都合の良い情報を残し、悪い情報を消し去ろうとします。
現実は、10回打てば3〜5回くらい誰でもジャグラーで勝てますね。
すべてはスランプグラフを「攻略した気になっちゃう」もしくは「攻略しようとしちゃう」ことから始まるので、攻略しようとしないことが大切です。
まとめ、スランプグラフを攻略しようとしないことが攻略法。ただし、右肩上がりの台はおすすめ
スランプグラフ攻略
- スランプグラフはホールが演出する打て打てホイホイである
- とは言え右肩上がりの台を狙い続ければ勝率アップ!
- 爆上がり台は「壊れた台」の可能性があるため狙ってみる価値アリ
- スランプグラフは攻略できない、攻略しようとしない事が攻略法。
スランプグラフは絶対に攻略できませんが、右肩上がりの台を狙うことでやや勝率アップに繋がります。基本はホールのクセを見抜き、そうやって高設定台を探し出すようにしましょう。